懸想ぶ(読み)ケソウブ

デジタル大辞泉 「懸想ぶ」の意味・読み・例文・類語

けそう・ぶ〔ケサウぶ〕【懸想ぶ】

[動バ上二]
恋い慕う気持ちを態度に表す。なまめいた態度をとる。けそうだつ。
「はじめより―・びても聞こえ給はざりしに」〈夕霧
なまめかしい雰囲気になる。
「灯こそいと―・びたる心地すれ」〈玉鬘

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