憐憫・憐愍(読み)れんみん

精選版 日本国語大辞典 「憐憫・憐愍」の意味・読み・例文・類語

れん‐みん【憐憫・憐愍】

〘名〙 (「みん」は、「憫」「愍」の呉音) =れんびん(憐憫)
※百座法談(1110)六月一九日「昔善友(ぜんう)太子と申人、衆生を憐愍したまひて」 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉一「憐憫(レンミン)を乞ふやうにも、罵るやうにも聴きなされる叫声であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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