惜無(読み)おしみない

精選版 日本国語大辞典 「惜無」の意味・読み・例文・類語

おしみ‐な・い をしみ‥【惜無】

〘形口〙 惜しいという気持を外に表わさない。また、精いっぱいに、心からするさまにもいう。連用形連体形だけ用いる。「惜しみない声援を送る」
※惜みなく愛は奪ふ(1917)〈有島武郎一六「愛の表現は惜みなく与へるだらう。然し愛の本体は惜みなく奪ふものだ」

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