惜事(読み)あたらこと

精選版 日本国語大辞典 「惜事」の意味・読み・例文・類語

あたら‐こと【惜事】

〘名〙 (詠嘆の意を伴って) 価値あるものがだめになって残念に思われること。惜しい結果になったこと。あったらこと。〔日葡辞書(1603‐04)〕
随筆胆大小心録(1808)五「ついに京にてむなしくなられし也。〈略〉あたら事になげけど」

あったら‐こと【惜事】

※三体詩幻雲抄(1527)五「鬼神の事を御問あったわ、あったら事かなと作たぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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