デジタル大辞泉 「惑う」の意味・読み・例文・類語 まど・う〔まどふ〕【惑う】 [動ワ五(ハ四)]《上代は「まとう」》1 どうしたらよいか判断に苦しむ。「さて何と言ったものやら、有繋さすがに―・ったのである」〈紅葉・多情多恨〉2 道や方向がわからなくなる。まよう。「知らない街角で―・う」3 悪いことに心が奪われる。「誘惑に―・う」4 うろたえる。あわてる。「格子上げらるる音を聞きて、いかならむと驚き―・ひて」〈落窪・一〉5 (動詞の連用形に付いて)ひどく…する。「思い―・う」「踏み―・う」「いかに思ほし―・ふらむ」〈落窪・一〉[類語]迷う・戸惑う・迷わす・惑わす・思い惑う・迷妄・迷夢 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例