恵田村(読み)えたむら

日本歴史地名大系 「恵田村」の解説

恵田村
えたむら

[現在地名]岡崎市恵田町

集落は村域を南に流れる矢作川支流の恵田川沿いと、川沿いに東の丹坂たんざか村に向かう里道沿いに立地。村域北部は山地である。東は丹坂村、西は奥山田おくやまだ村、西南真福寺しんぷくじ村、北東奥殿おくとの村と各々山で接する。中世乙見おとみ庄に属すという。文明一六年(一四八四)の如光弟子帳(上宮寺蔵)に「江田 一箇所四郎左衛門」とあり、天正一九年(一五九一)上宮寺末寺帳(同寺文書)には「ゑた 東円坊」とある。享和三年(一八〇三)御用郡村仮名付帳(同文書)に「額田郡之内乙見庄仁木郷恵田村 境内除地浄教坊」があり、仁木郷に属していたとされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android