思案に暮れる(読み)しあんにくれる

精選版 日本国語大辞典 「思案に暮れる」の意味・読み・例文・類語

しあん【思案】 に 暮(く)れる

どうしようかと考えあぐむ。まよって考えがまとまらない。
※詞葉新雅(1792)「シヤンニクレテ てをおしもみて おもひふくれて 思ひいりて ナドアリ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「思案に暮れる」の意味・読み・例文・類語

思案しあん・れる

迷って考えが定まらない。「就職か進学か―・れる」
[類語]思い余る思案に余る思案投げ首頭を抱える頭を悩ます思いあぐねる途方に暮れる多岐亡羊五里霧中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android