四字熟語を知る辞典 「五里霧中」の解説
五里霧中
[活用] ―に迷う・―だ・―で。
[使用例] 彼は今日までその意味がわからずに、まだ五里霧中に彷徨していた[夏目漱石*明暗|1916]
[使用例] このところ、五里霧中で、すっかり、わたしの途方に暮れている、康楽寺の一代目の晩年の足跡を[花田清輝*小説平家|1965~67]
[解説] 「五里霧(=五里四方の霧)」の中という意味。「五里霧」はもと道教の術で、五里四方に霧をわかせるもの。
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5里の間にわたって立ちこめる霧に巻かれたようだとの意で、前後を見極めがたく進退に窮すること、どうしてよいかわからないさまをいう。中国、後漢(ごかん)の張楷(ちょうかい)は生まれつき道術を好み、その術によってよく「五里霧」をおこすことができたと伝える、『後漢書(ごかんじょ)』「張楷伝」の故事による。
[田所義行]
(1) 民事訴訟法上,通常の不服申立が認められていない決定,または命令に対して直接最高裁判所に提起する抗告。この制度は,最高裁判所の違憲審査権を保障しようとするものであるため,原裁判に憲法解釈上の誤り...
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