応化利生(読み)オウゲリショウ

デジタル大辞泉 「応化利生」の意味・読み・例文・類語

おうげ‐りしょう〔‐リシヤウ〕【応化利生】

菩薩ぼさつそれぞれの人に応じた姿で現れ、説法教化し、衆生利益りやくすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「応化利生」の意味・読み・例文・類語

おうげ‐りしょう ‥リシャウ【応化利生】

〘名〙 仏語。仏、菩薩が衆生を救うために、それぞれの人に応じた姿に身を変えて説法、教化し、衆生に利益(りやく)を与えること。
太平記(14C後)一六第六天の魔王集って、〈略〉応化(ヲウゲ)(リ)生を妨げんとす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報