志度焼(読み)シドヤキ

デジタル大辞泉 「志度焼」の意味・読み・例文・類語

しど‐やき【志度焼】

江戸時代、宝暦年間(1751~1764)に平賀源内讃岐さぬき志度(香川県さぬき市)で始めた交趾コーチふうの陶器源内焼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「志度焼」の意味・読み・例文・類語

しど‐やき【志度焼】

〘名〙 讚岐国志度(香川県さぬき市)で製した陶器。一般には宝暦年間(一七五一‐六四)、平賀源内が志度で試みた交趾(コーチ)焼の技法を、同地赤松光信松山)が学んで製作したもの。源内が志度で試み、甥の脇田源吾(舜民)に伝えた交趾焼は特に源内焼という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android