心残(読み)こころのこり

精選版 日本国語大辞典 「心残」の意味・読み・例文・類語

こころ‐のこり【心残】

〘名〙 (形動) あとに思いの残ること。思い切れぬこと。また、そのさま。気がかり。未練
浄瑠璃・傾城島原蛙合戦(1719)二「今宵、くるわを出ると思へば、嬉しい半分名残も半分、心残は此(この)しんぞうのから琴殿」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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