心体(読み)しんたい

精選版 日本国語大辞典 「心体」の意味・読み・例文・類語

しん‐たい【心体】

〘名〙
こころとからだ。精神肉体心身
海道記(1223頃)鈴鹿より市腋「民畑の煙は父君心躰を思火よりにぎはひ」 〔白居易‐松声詩〕
仏語。心の本体
伝光録(1299‐1302頃)大祖大師「実にかくのごとく慮(おもんばかり)をやむればすなはち心体をあらはすなり」

しん‐てい【心体】

〘名〙 こころのあり方。こころざま。こころだて。所存
評判記・難野郎古たたみ(1666頃)中村金太夫「心中若衆とききおよびちか比たのもししそのうへおとなしき心躰なるほどよし」

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普及版 字通 「心体」の読み・字形・画数・意味

【心体】しんたい

心と体。

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