徳楽寺(読み)とくらくじ

日本歴史地名大系 「徳楽寺」の解説

徳楽寺
とくらくじ

[現在地名]軽米町軽米

蓮台野れんだいのに位置。曹洞宗で、本尊釈迦如来。山号の医王山は境内薬師如来に由来。山門の東側を旧国道三九五号が通り、江戸時代には軽米町の南端に位置した。寺伝によれば永禄元年(一五五八)法光ほうこう(現青森県三戸郡名川町)五世久山舜柱が開山と伝える。開山後しばらく住持がおらず荒廃していたが、禅安長吉が二世となって天正元年(一五七三)伽藍建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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