御覧じる(読み)ゴロウジル

デジタル大辞泉 「御覧じる」の意味・読み・例文・類語

ごろう・じる〔ゴラウじる〕【御覧じる】

[動ザ上一]《「ごろう(御覧)ず」(サ変)の上一段化》
ごろうず1」に同じ。「細工流流、仕上げを―・じろ」
玄宗の此を―・じてなをなをひさうさしむたぞ」〈玉塵抄・二〇〉
補助動詞)「ごろうず2」に同じ。「だまされたと思って、食べて―・じろ」
「マア考えて―・じろ」〈二葉亭浮雲
「さて、まあ、あがって―・じませ」〈洒・月花余情〉
[補説]現代語では、多く命令形「ごろうじろ」が用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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