御草草(読み)オソウソウ

デジタル大辞泉 「御草草」の意味・読み・例文・類語

お‐そうそう〔‐サウサウ〕【御草草】

[形動][文][ナリ]客あしらいの粗末であるさま。あいさつ語として使う。
「茶もれねえで、あんまり―だッけね」〈柳浪・骨ぬすみ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御草草」の意味・読み・例文・類語

お‐そうそう ‥サウサウ【御草草・御怱怱ソウソウ

〘形動〙 (「お」は接頭語) あわただしく粗略なこと。「おそうそうでした」などの形であいさつことばとして用いることが多い。
洒落本通言総籬(1787)一「此間はお早々でござりやした」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android