御簾入（読み）みすいり

精選版 日本国語大辞典

みす‐いり【御簾入】

〘名〙 内親王が摂家などに降嫁の時、輿入れ以前に、その夫になる人がまず内親王の御所に一宿すること。みすだれいり。

※妙法院日次記‐天和三年（1683）二月九日（古事類苑・礼式一二）「当今女一宮〈略〉近衛大納言殿へ可_レ被_レ有_二御婚礼_一よし、公武御治定、仍て今日御翠簾入也」

出典　精選版 日本国語大辞典