役送・益送(読み)やくそう

精選版 日本国語大辞典 「役送・益送」の意味・読み・例文・類語

やく‐そう【役送・益送】

〘名〙
天皇貴人僧侶などへの供御や、饗宴の際の膳部などを運び、給仕役に取り次ぐこと。また、その役。
左経記‐長元元年(1028)五月三日「凡僧、以内蔵寮官人・穀倉院預以下益送
元服のとき、冠具を運ぶ役。〔冠儀浅寡抄(1765‐90頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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