当野平村(読み)とうのひらむら

日本歴史地名大系 「当野平村」の解説

当野平村
とうのひらむら

[現在地名]金井町いずみ 当ノ平

藤津とうつ川を挟んで西は下矢馳しもやばせ村・牛込うしごめ村、湯之谷ゆのたに川を挟んで東は上中興かみなかおく村、北は平清水ひらしみず東平清水ひがしひらしみず、南は和泉いずみ村。国仲くになか丘陵上にある。慶長一四年(一六〇九)の田地譲状(泉区有)には「塔野平村」と記す。元禄七年(一六九四)検地帳(同区有)には、仏供田ぶつくでん磐若はんにや坊作ぼうつくり・妙蓮寺作みようれんじつくり・鉾田ほこだなどの寺院にかかわる地名がみられる。和泉村本光ほんこう寺の除地があるが、当村には寺社はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android