当眼(読み)あたりまなこ

精選版 日本国語大辞典 「当眼」の意味・読み・例文・類語

あたり‐まなこ【当眼】

〘名〙
① 当たり散らす目つき。転じて、当たり散らす態度。やつあたり。あてつけ。
浮世草子・新色五巻書(1698)二「『そなたは梶原いかずの紋。直白(したじろ)御所の紋』とあたり眼(マナコ)返答
② (形動) 目に触れるまま。衝動的なこと。
仮名草子浮世物語(1665頃)五「末を弁(わきま)へず、あたりまなこに万事を思ひ立ち、臍(ほぞ)を噬(くふ)の悔を致す輩」

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普及版 字通 「当眼」の読み・字形・画数・意味

【当眼】とうがん

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