強巻村（読み）こわまきむら

日本歴史地名大系 「強巻村」の解説

強巻村
こわまきむら

[現在地名]鶴田町強巻

岩木川中流右岸に位置し、南は鶴田（つるだ）村、北は大巻（おおまき）村に接する。

貞享元年（一六八四）の郷村帳に一二六・九石とあり、寛文四年（一六六四）以後の新田とされる。貞享四年の検地帳に田方二九町四反二畝一三歩、畑方一九町七反七畝二歩、田畑屋敷合せて四九町一反九畝一五歩、村高二九二・六石、百姓五一人とある。また永荒田五町五反三畝一〇歩とみえ、岩木川の自然堤防に沿っているため洪水の被害があったと考えられる。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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