弓弭・弓筈・弓彇(読み)ゆはず

精選版 日本国語大辞典 「弓弭・弓筈・弓彇」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐はず【弓弭・弓筈・弓彇】

書紀(720)神代上(兼方本訓)「弓彇(ユハス)(ふ)り起(た)て、剣柄(たかひ)急握(とりしは)りて」

ゆみ‐はず【弓弭・弓筈・弓彇】

〘名〙 弓の両端の弦(つる)をかけるところ。上の方を末弭(うらはず)、下の方を本弭(もとはず)という。弓のはず。ゆはず。ゆんはず。はず。
新撰字鏡(898‐901頃)「弭 弓波受」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android