延命小袋(読み)えんめいこぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「延命小袋」の意味・読み・例文・類語

えんめい‐こぶくろ【延命小袋】

〘名〙
七福神の持つ宝物の一つという延命袋のように、寿命をのばす力のある小さな袋。また、一般に腹部が膨れ、口をくくった錦地の小さな袋。
御伽草子・きまん国物語(室町時代物語大成所収)(室町末)「おにのもつたからには、うちでのこづち、〈略〉ゑんめいこふくろ」
※俳諧・六百番誹諧発句合(1677)二五番「莟む日や延命小ふくろはなのはる〈泰徳〉」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「延命小袋」の解説

延命小袋
えんめいこぶくろ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
吾妻三八
初演
正徳2.12(大坂・嵐三右衛門座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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