精選版 日本国語大辞典 「幹竹・唐竹・漢竹」の意味・読み・例文・類語
から‐たけ【幹竹・唐竹・漢竹】
〘名〙 (「からだけ」とも)
※古今六帖(976‐987頃)五「からたけのこちくの声も聞かせなんあなうれしとも思ひしるべく」
※類聚大補任‐建長四年(1252)「又、宝治の比より唐竹枯始て、建長年中諸国竹皆枯失畢。適相残分九牛一毛云々」
③ 植物「ほていちく(布袋竹)」の異名。
※浮世草子・日本永代蔵(1688)五「唐(カラ)竹の烟管筒(きせるづつ) 日野絹の頭巾此二色は薬師(くすし)の中林道伯老へ形見なり」
④ 「からたけわり(幹竹割)」の略。
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