年若(読み)トシワカ

デジタル大辞泉 「年若」の意味・読み・例文・類語

とし‐わか【年若】

[名・形動]年齢の若いこと。また、そのさまや、そういう人。若年。年少。
「極めて―な魔術師が」〈谷崎・魔術師〉
[類語]幼少幼弱幼時幼年若齢若年弱小弱冠年少年弱としよわヤング若い幼いいとけなうら若い若若しい若やか若やぐ若気ういういしいみずみずしい青臭い溌剌子供らしい青い乳臭い未熟幼稚稚気童心子供っぽい幼心おさなごころ子供心くちばしが黄色い頑是ない子供じみる大人気ない年下弱年弱齢妙齢若盛り血気盛り少壮盛年壮年壮齢男盛り女盛り娘盛り色盛り働き盛り芳紀年頃

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精選版 日本国語大辞典 「年若」の意味・読み・例文・類語

とし‐わか【年若】

〘名〙 (形動) 年齢の若いこと。また、そのさまや人。若年。
浮世草子好色一代女(1686)五「あのぼんさま四十斗年若(トシワカ)にして、夜の淋しさをわするる事ならばと」

とし‐わか・い【年若】

〘形口〙 としわか・し 〘形ク〙 十分年とっていない。おさない。
今昔(1120頃か)三〇「今は昔、誰とは不云ず、品不賤(いやしから)ぬ君達受領の年若き有けり」

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