平野重久(読み)ひらの しげひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平野重久」の解説

平野重久 ひらの-しげひさ

1814-1883 幕末武士
文化11年8月生まれ。下総(しもうさ)佐倉藩(千葉県)家老昌平黌(しょうへいこう)にまなび,のち藩校成徳書院の教授となる。戊辰(ぼしん)戦争では京都謹慎中の藩主堀田正倫(まさとも)にかわって藩論尊王に統一し,藩の危機をすくった。明治16年12月3日死去。70歳。字(あざな)は伯敬。通称重太郎,縫殿(ぬい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android