常論(読み)じょうろん

精選版 日本国語大辞典 「常論」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ろん ジャウ‥【常論】

〘名〙 平常からもっている考えや説。また、ごくありきたりの議論
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五一足下の常論を続ぎ議事院に於て之を主張せば」 〔漢書谷永

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普及版 字通 「常論」の読み・字形・画数・意味

【常論】じよう(じやう)ろん

普通の論。また、不変の論。〔後漢書、王符伝〕國は賢を以て興り、諂(てん)を以てふ。君は忠を以て安く、佞(ねい)を以てし。此れ古今の常論にして、時の共に知るなり。

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