帳上・褰帳(読み)とばりあげ

精選版 日本国語大辞典 「帳上・褰帳」の意味・読み・例文・類語

とばり‐あげ【帳上・褰帳】

〘名〙 即位朝賀などの大礼のときに、高御座(たかみくら)南面の帳をあげる儀式。また、その帳をあげる女官。けんちょう。
※栄花(1028‐92頃)様々のよろこび「とばりあげ、何くれの作法のことどもいと騒しう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報