市川検校(読み)いちかわけんぎょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川検校」の解説

市川検校 いちかわけんぎょう

?-? 江戸時代前期の地歌演奏者,作曲者。
柳川検校(または浅利検校)に入門し,寛文から延宝にかけておもに江戸で活躍,貞享(じょうきょう)元年(1684)検校にのぼる。浅利検校,佐山検校とならび称された。名は城(じょう)せい。作品長唄狭衣(さごろも)」「四季」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android