巣入(読み)すいり

精選版 日本国語大辞典 「巣入」の意味・読み・例文・類語

す‐いり【巣入】

〘名〙
① 扇のかなめを、金、銀、象牙、鹿の角などで作り、表と裏からさしこんだもの。
随筆・扇之記(1793)「かなめも巣入(スイリ)とて賞翫せしにそれも損じやすしとて」
② 鶏が卵をかえすために巣にこもること。
イカタイなどの産卵期。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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