崇敬・宗敬(読み)そうけい

精選版 日本国語大辞典 「崇敬・宗敬」の意味・読み・例文・類語

そう‐けい【崇敬・宗敬】

※文明本節用集(室町中)「因不其親亦可宗敬(ソウケイ)〔学而篇〕」
※新粧之佳人(1886)〈須藤南翠一二「我々姉妹の先輩として崇敬(ソウケイ)する人だらうと今も信じて居りますが」

そう‐ぎょう ‥ギャウ【崇敬・宗敬】

〘名〙 (「きょう」は「敬」の呉音。「そうきょう」とも) 心から尊敬すること。すうけいそうけい宗仰
家伝(760頃)下「多歴年代、絶無構成、捐寺而論、極違崇敬、宜諸国兼并数寺、合成一区、庶幾同力共造、更興頽法」
浮世草子・国姓爺明朝太平記(1717)一「もし皇子にても御誕生あるならば、国母女院のと臣下大臣の崇敬(ソウキャウ)中々詞につくされまじ」

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