岩村昇(読み)いわむら のぼる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩村昇」の解説

岩村昇 いわむら-のぼる

1927-2005 昭和後期-平成時代の医師
昭和2年5月26日生まれ。鳥取大助教授のとき,ネパールで公衆衛生活動や結核医療,孤児養育などに従事し,「ネパールの赤ひげ」とよばれた。昭和45年カトマンズに孤児救護施設を設置。56年神戸大教授。平成元年から国際人材開発機構理事長としてアジアの農村開発指導者を養成。昭和48年吉川英治文化賞,平成5年マグサイサイ賞。平成17年11月27日死去。78歳。愛媛県出身。鳥取大卒。著作に「共に生きる―アジアの平和と医療」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android