屹度した(読み)キットシタ

デジタル大辞泉 「屹度した」の意味・読み・例文・類語

屹度きっとした

確実であるさま。
「―証人があっては御貸し申されませぬ」〈黄・金生木〉

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精選版 日本国語大辞典 「屹度した」の意味・読み・例文・類語

きっと【屹度】=した[=したる]

物事がいいかげんでなく、欠けた点や及ばない点のない有様。立派な。ちゃんとした。文句のつけようのない。
史記抄(1477)三「きっとしたなりそ」
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)礼二「急度した出家はけっくつみ作り」

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