山鳥の尾(読み)やまどりのお

精選版 日本国語大辞典 「山鳥の尾」の意味・読み・例文・類語

やまどり【山鳥】 の=尾(お)[=尾(お)ろ]

(山鳥の尾が長いところから) 長いものをたとえていう語。「長し」を引きだす序詞一部として、また「尾」と同音反復で「一峰(ひとお)」を導く序詞の一部としても用いられる。
万葉(8C後)一一・二六九四「あしひきの山鳥尾(やまどりのを)の一峯越え一目見し児に恋ふべきものか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android