山葵木(読み)わさびのき

精選版 日本国語大辞典 「山葵木」の意味・読み・例文・類語

わさび‐の‐き【山葵木】

〘名〙 ワサビノキ科の落葉小高木。インド・ミャンマー原産で、熱帯各地で栽培される。高さ約七メートルに達し、葉は三回羽状複葉で長さ約三〇センチメートル。芳香のある白い蝶形花が咲く。果実棒状で長さ三〇~六〇センチメートル。若葉・花・莢(さや)・根は食べられ、山葵のような辛味がある。樹液トラガントゴムをつくり、種子からモリンガ油と呼ぶ最高級の時計油をとる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「山葵木」の解説

山葵木 (ワサビノキ)

学名Moringa pterygosperma
植物。ワサビノキ科の落葉小高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android