辛味(読み)からみ

精選版 日本国語大辞典 「辛味」の意味・読み・例文・類語

から‐み【辛味】

〘名〙 (形容詞「からい」の語幹接尾語「み」の付いたもの。後に「あじ」を意味する「み(味)」の意識がまじっている)
① からいこと。からさ。ひりひりと舌をさす辛さ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
食物に辛い味を添えるもの。とうがらし、わさび、からし、しょうが、大根おろし、その他味覚嗅覚(きゅうかく)刺激する辛さをもったもの。辛味料(しんみりょう)。やくみ。かやく。
※俳諧・仏の兄(1699)「此やうな蕎麦の辛味も御座らうか〈鬼貫〉」

しん‐み【辛味】

〘名〙 からいあじ。からみ。からさ。〔管子‐幼官〕

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デジタル大辞泉 「辛味」の意味・読み・例文・類語

しん‐み【辛味】

ぴりっとする辛い味。からみ。

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普及版 字通 「辛味」の読み・字形・画数・意味

【辛味】しんみ

からみ。

字通「辛」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「辛味」の解説

辛味

 基本味を補助する補助味の一つで,正確には味ではなく刺激であるとされる.

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