山東菜(読み)サントウサイ

デジタル大辞泉 「山東菜」の意味・読み・例文・類語

さんとう‐さい【山東菜】

アブラナ科の越年草。ハクサイに似るがやや大形で、緩く結球する。葉を煮物漬物にする。中国山東省原産で、日本に明治初年に渡来山東白菜。さんとうな。

さんとう‐な【山東菜】

サントウサイ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山東菜」の意味・読み・例文・類語

さんとう‐さい【山東菜】

〘名〙 アブラナ栽培品種。ハクサイの系統で、中国山東省の原産。日本へは明治七~八年(一八七四‐七五)ごろ渡来、各地で栽培されている。葉は大きく扁平で葉面はちぢれ、縁は波状。結球せずによく育ったものは丈が高く、葉質は薄くて軟かく、黄緑色となる。漬物用、煮食用などに広く用いられる。さんとうはくさい。さんとうな。

さんとう‐な【山東菜】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「山東菜」の解説

山東菜

埼玉県越谷市、吉川市などで生産される葉物野菜。半結球の白菜。漬物に加工される。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android