山名義鶴(読み)やまな よしつる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山名義鶴」の解説

山名義鶴 やまな-よしつる

1891-1967 大正-昭和時代の社会運動家。
明治24年9月17日生まれ。山名義路(よしみち)の子。大阪労働学校の創立など労働者教育つくし,大正15年日本労農党の結成にくわわる。国家社会主義に転じ,満州移住協会を創設。昭和20年貴族院議員。31年日本労働者教育協会理事長。昭和42年2月26日死去。75歳。宮城県出身。東京帝大卒。筆名は村岡平吾。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山名義鶴の言及

【解放】より

…創刊号の定価38銭。20年6月号から麻生久,山名義鶴らが結成した解放社によって編集された。創刊号に〈宣言〉をかかげるなど,他の総合雑誌とは性格を異にし,労働問題,社会問題がとくに重視され,社会主義思想の影響を強く受けた。…

※「山名義鶴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android