少目(読み)すくなめ

精選版 日本国語大辞典 「少目」の意味・読み・例文・類語

すくな‐め【少目】

〘名〙 (「め」は接尾語)
① 数や量のすくない方の部分
高野山文書‐天正八年(1580)一一月二二日・高野山惣分評定置文「於過料到来者、大目は灯明料、少目は会行事可充行事」
② (形動) 数量が比較的すくないさま。
海辺光景(1959)〈安岡章太郎〉「信太郎はなるべく少な目に食事を切り上げることで『節米』の模範を示さうと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android