小鷹(読み)コタカ

デジタル大辞泉 「小鷹」の意味・読み・例文・類語

こ‐たか【小×鷹】

小形のタカハヤブサハイタカツミなど。
小鷹狩り」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「小鷹」の意味・読み・例文・類語

こ‐たか【小鷹】

〘名〙
① 比較的小形のタカの総称。ハヤブサ、ハイタカ、ツミ、サシバなど。また、鷹狩りに用いるタカ類のうちハイタカなど小形のものをいう。これに対してクマタカなど大形のものを大鷹と通称する。《季・秋》
※宇津保(970‐999頃)吹上下「興あるをかしからむ野辺に、こたか入れて見ばや」
蜻蛉(974頃)下「こたかの人もあれば、鷹ども、外(と)にたちいでてあそぶ」
浄瑠璃十二段草子(1610‐15頃か)一〇「我が身には小鷹の印をむすんで、椽より下へ飛んでおり」

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