小馬命婦(1)(読み)こまのみょうぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小馬命婦(1)」の解説

小馬命婦(1) こまのみょうぶ

?-? 平安時代中期の女官
円融天皇の皇后藤原媓子(こうし)につかえる。天元2年(979)媓子の没後まもなく出家し,嵯峨野(さがの)にすんだ。和歌にすぐれ,清原元輔(もとすけ)らと交流家集に「小馬命婦集」があり,それにみえる和歌が「新古今和歌集」などにおさめられている。駒命婦ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android