デジタル大辞泉
「小茄子」の意味・読み・例文・類語
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こ‐なすび【小茄子】
〘名〙
③ サクラソウ科の
一年草。各地の
路傍や原野に生える。茎は
地上をはい、長さ一五~二〇センチメートルになる。全体に軟毛がある。葉は有柄で対生、葉身は
卵円形で先はとがり長さ一~二・五センチメートル。
初夏、
葉腋(ようえき)に径五~七ミリメートルで五片に深く裂けた黄色の花を一個ずつつける。和名は
果実の形による。〔日本植物名彙(1884)〕
④
茶の湯の壺。挽
(ひ)いて粉にした茶を入れる(日葡辞書(1603‐04))。
※
南方録(17C後)
滅後「あるとき、千阿彌の年忌日に、小なすびにて茶立られしには、陰の一物也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
小茄子 (コナスビ)
学名:Lysimachia japonica
植物。サクラソウ科の多年草
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報