小此木村(読み)おこのぎむら

日本歴史地名大系 「小此木村」の解説

小此木村
おこのぎむら

[現在地名]境町小此木

中島なかじま村の西に位置し、西は那波なは飯島いいじま村・国領こくりよう(現伊勢崎市)に接する。現在北方を広瀬ひろせ川が東流。平坦地ではあるが窪地が多い。「伊勢崎風土記」には村名について、天平神護(七六五―七六七)の頃は朝日の里といい、のちに利根川水傍の地のため芝草が多いので小芝こしば村、のちに小柴村となり「近古、柴字を割き読みて、小此木村と曰えり」とある。さらに同書に「小柴村を割きて境町・中島・島村三村を置けり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android