小板屋新田(読み)こいたやしんでん

日本歴史地名大系 「小板屋新田」の解説

小板屋新田
こいたやしんでん

[現在地名]八幡町美山みやま

鬼谷おんだに川流域に位置し、上流中保なかのほ村。元禄郷帳に高四三石余とある。「美濃明細記」は「新村 小板屋村」とする。延享元年(一七四四)の中保村明細帳では「古来より中保村一郷之内之新田所」とされる。文化元年(一八〇四)当村の川筋にある鬼谷村飛地について、鬼谷村と出作出入が起こるが、その済口証文(吉田文書)に「小板屋村庄屋長六」の名前がみえる。文化八年の村明細帳によると、家数五・人数二六、馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android