デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小寺菊子」の解説 小寺菊子 こでら-きくこ 1884-1956 明治-昭和時代の小説家。明治17年8月7日生まれ。徳田秋声に師事し,明治44年「父の罪」が大阪朝日新聞の懸賞小説に入選。同年青鞜(せいとう)社に参加し,女性の苦闘を自然主義的手法でかきつづけた。大正3年画家の小寺健吉と結婚。昭和31年11月26日死去。72歳。富山県出身。旧姓は尾島。作品集に「百日紅の蔭」「美しき人生」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例