小垣村(読み)おがきむら

日本歴史地名大系 「小垣村」の解説

小垣村
おがきむら

[現在地名]能都町小垣など

鵜川うかわ村の北西に位置し、村内を山田やまだ川が流れる。「三州志」に垣内として市谷いちのや(市乃谷・一の谷・一ッ屋などとも記す)がみえる。永禄五年(一五六二)の菅原天神堂拝殿修理棟札(菅原神社蔵)に「小垣村」とみえ、天文三年(一五三四)八月一六日の菅原神社造営棟札(同社蔵)に「一ノ屋左近」の名がみえる。正保郷帳では高二〇四石余、田方六町五反・畑方七町一反余。承応三年(一六五四)の村御印の高二〇七石余、免四ツ五歩(能登奥両郡収納帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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