小型自動着陸実験(読み)こがたじどうちゃくりくじっけん(英語表記)Automatic Landing Flight Experiment; ALFLEX

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小型自動着陸実験」の意味・わかりやすい解説

小型自動着陸実験
こがたじどうちゃくりくじっけん
Automatic Landing Flight Experiment; ALFLEX

日本版スペースシャトル『ホープHOPEの研究開発プロジェクトのうち第3段階となる実験。 1994年実験ずみの軌道再突入実験 OREX,96年打上げられた HYFLEXに次ぐもので,全長約 6.1m,全幅約 3.78m,重量 760kgのフリーフライト滑空体で HOPEの3分の1縮尺体。高度 1500mまでヘリコプタで吊上げ,滑走路から約 2.5km離れたところで初速度を与えて切離し,滑走路に自動着陸させる実験をオーストラリア中南部ウーメラ基地で 96年 13回にわたって実施し,貴重なデータを得られた。

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