導電率法(読み)どうでんりつほう(英語表記)conductivity

翻訳|conductivity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「導電率法」の意味・わかりやすい解説

導電率法
どうでんりつほう
conductivity

水の電気伝導率を利用して行う大気汚染測定法の一つ。水中電気が通るとき,電気の媒体である電解質溶解した量によって伝導度合いが異なる性質を,ガス分析に利用し,試料ガスに含まれる測定対象ガスの濃度を容易に知ることができる。この際,測定対象ガスと吸収液との化学的反応または溶解を利用して,ある程度特定物質を選択的に測定することができる。二酸化硫黄の測定などに用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android