寺師次右衛門(読み)てらし じえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺師次右衛門」の解説

寺師次右衛門 てらし-じえもん

?-? 江戸時代後期の武士
薩摩(さつま)鹿児島藩士。天文,暦学,測量術をまなび,和漢洋造船・航海技術を研究して「渙象論」「造船彙稿(いこう)」などの著作をのこす。また文政5年(1822)ごろ日本ではじめての洋式帆船伊呂波丸を建造した。名は正容。号は渙象堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android