デジタル大辞泉
「寵辱」の意味・読み・例文・類語
ちょう‐じょく【×寵辱】
1 気に入られることと、はずかしめられること。
2 栄えることと、零落すること。名誉と恥辱。
「力を文武の道に労らし命を―の岐に懸け」〈露伴・二日物語〉
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ちょう‐じょく【寵辱】
〘名〙
① 愛されることとはずかしめられること。〔
色葉字類抄(1177‐81)〕
② 時めくこととはじの多いこと。
名声と恥辱。得意と
失意。
栄辱。
※
経国集(827)一〇・帰休独臥寄高雄寺空海上人〈
小野岑守〉「寵辱驚難
レ息、是非紛易
レ似」 〔
老子‐一三章〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報