寛平大宝(読み)かんぴょうたいほう

精選版 日本国語大辞典 「寛平大宝」の意味・読み・例文・類語

かんぴょう‐たいほう クヮンピャウ‥【寛平大宝】

〘名〙 宇多天皇の寛平二年(八九〇)から鋳造発行の銅銭。寛平元年から鋳造とする説があるが、誤りとされている。直径一八~一九ミリメートル、量目五~六分(一・八グラム程度)の小形のもの。かんぺいだいほう。
日本紀略‐寛平二年(890)四月二七日「改銭貨寛平大宝

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「寛平大宝」の意味・わかりやすい解説

寛平大宝 (かんぴょうたいほう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

旺文社日本史事典 三訂版 「寛平大宝」の解説

寛平大宝
かんぴょうたいほう

皇朝十二銭の一つ
890〜907年まで通用

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android